新年度からの「マスク着用」の考え方

いよいよ新年度が始まります。新型コロナウイルスの感染対策も、社会全体で大きな見直しが図られている中、教育現場の「マスク着用」についても、その考え方が大きく見直されました。以下に、長浜市教育委員会から出された保護者向け文書を掲載しますので、ご確認ください。(※保護者様には4月10日に文書を配布予定です。)

市立小・中・義務教育学校の保護者の皆様

長浜市教育委員会教育長 織田 恭淳

【学校におけるマスク着用の考え方の見直し等について(お知らせ)】
平素は、本市の学校教育活動に格別なるご理解とご協力を賜りまして、厚くお礼申しあげます。さて、令和5年3月17日付け文部科学省通知を受け、「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」が改訂されました。新学期におきましては、下記のとおりとしますので、ご理解ご協力をよろしくお願いします。

1.マスク着用の考え方
①学校教育活動に当たっては、マスクの着用を求めないことを基本とします。ただし、マスクの着脱を強いることがないようにします。
②児童生徒の間でも、マスク着用の有無による差別・偏見等がないように指導します。

2.学校教育活動の進め方
①感染リスクはゼロにならないということを受け入れた上で、可能な限りリスクを低減させる努力をし、学校教育活動を継続します。

3.学校への登校
①登校前にお子様の健康状態の確認をお願いします。(健康観察カードへの記録は不要です。)
②発熱や咽頭痛、咳等の普段と異なる症状がみられる場合には自宅で休養してください。この場合は、出席停止とします。
③医療的ケアを必要とすることや基礎疾患等があることにより重症化するリスクが高い児童生徒等について保護者が登校すべきでないと判断された場合も出席停止とします。※これまで感染不安による欠席についても出席停止とする場合がありましたが、この対応については、今後行わないことを基本します。
④バスを使って通学等を行う場合には、三密回避の観点から、マスクの着用を推奨します。
⑤ハンカチ、ティッシュ等の感染症対策となる持ち物の確認をお願いします。

4.学校での感染症対策
①「三密(密閉・密集・密接)の回避」「人と人との距離の確保」「手洗いなどの手指衛生」「換気」等を継続して実施します。
②感染リスクが比較的高い学習活動の実施に当たっては、衛生管理マニュアル(文部科学省作成)を参考とした上で実施します。

5.給食等の場面
①食事の前後の手洗いを徹底するとともにできるだけ飛沫を飛ばさないよう指導します。(給食当番はマスク着用を基本とします。)
②衛生管理マニュアルを参考に感染症対策を行った上で、「黙食」を指導することはありません。

長浜市教育委員会事務局すこやか教育推進課