先日からお知らせしているように、本校では様々な人権週間の取り組みを行います。本日は、1年生と2年生で人権週間の取り組みが行われました。1年生では、NPO法人CILだんないの皆さん(代表 美濃部 裕道さん)に来校していただき、お話を聞いたり、寸劇を見たりしました。お話の中では、互いを認め合い、共に生きる姿勢を持つための社会モデルの重要性を学びました。ご多用な中、本当にありがとうございました。
ところで、「だんない」って聞いたことがありますか。美濃部さんが代表を務めておられる団体の名前でもありますが、お話のあと美濃部さんは「だんない」とは、湖北地方の方言で、「大丈夫だよ」という意味の言葉と「段(だん)が ない」という意味も含まれ、「みんな一緒だよ」という気持ちが入っていると話されていました。






「人権」とは、人が人らしく、幸せに生きる権利です。しかし、人権が守られず、みんなが自分勝手な行動をしたらどうなるでしょう。悪口を言う、人のことをからかう、人のものを壊す、仲間はずれにする…、そんな集団は嫌ですね。悪口は、相手の心を深く傷つけ、人権を侵害してしまうものです。自分と違うこと、例えば、身体の特徴、外国人、障がいのある人、病気の人、お年寄り等に対する差別の言葉は、言われた本人が直そうとしても直すことができないことであり、絶対に言ってはいけない言葉です。お互いに相手の立場を考え、思いやりの気持ちをもって相手に接する心が大切です。