航空写真より見た北中の変遷

p04 昭和30年12月5日撮影

  1. 本校に残されている航空写真の中で最も早い時期に撮影されたものである。
  2. 正面玄関から東へのびている中校舎は、音楽室までで、まだ調理室、理科準備室、第一理科室、第二理科室は建てられていない。
  3. 北校舎の東端から南へびている2棟の右は便所、左は渡り廊下で、将来中校舎とつなぐことを想定をして建てられている。
  4. 運動場の南側はかなり広い水田となっていて、その北側は学級農園になっている。そこでは、盛んに農業実習が行われたものである。
  5. 体育館南の「かしのみ園」は、中央の琵琶湖型の池も未完成であり、温室鶏舎などもまだ建てられていないことがわかる。
  6. 前庭の木もほとんど育っていず、学校の四方は全て水田で囲まれている。
  7. 国道、市道とも舗装されていず、自動車もほとんど通っていない。
  8. 気象観測の百葉箱などは、前庭にあったようである。

p05 昭和39年10月2日撮影

  1. 東京オリンピックを記念して撮影された航空写真である。
  2. 体育館南の「かしのみ園」は、整備され木々もかなり繁っている様子がうかがえる。
  3. 「かしのみ園」の西に国道からの生徒入口があり、横断歩道の白線が敷かれている。これを含め国道に面して、4つの入口があったことがわかる。
  4. 「かしのみ園」の東側に、バレーコート3面があり、その東はソフトボールグラウンドで、バックネットが見える。
  5. 後に完成する八幡中山町からの通学路もグランド南側の道路もできていない。
  6. 用務員室の屋根の上にサイレンがあり、それで校時を知らせていた時代もあった。
  7. 北中前の信号は、まだ設置されていないが、国道にはかなり多くの自動車が通っていることがわかる。
  8. グランドの南東の角に、わずかに農場が残されている。
  9. グランドの東正面に、3年前に建てられた国旗掲揚塔が見える。
  10. 校舎南西の3年生昇降口の外に井戸が見えるが、そこは部活動で汗を流した後のオアシスのような場所であった。

p06 昭和50年5月8日撮影

  1. 旧校舎時代最後の航空写真である。                    
  2. 「かしのみ園」の姿がまったくなくなり、全面バレーボールコートに変わっていることがわかる。
  3. 八幡中山町からの通学路が完成している。ただし、まだ運動場南側の道路はできていない。
  4. 用務員室の屋根の上のサイレンボックスは、まだ健在であるが、台風の度に何らかの被害を受けていた。
  5. 体育館の屋根の白い模様は、瓦の補修の跡であろう。何度も台風の被害を受けて、見るからに痛ましい姿になっている。
  6. 体育館の東側に、鉄棒が並んでいるのが見える。逆上がりテストやスポーツテストが行われた場所である。
  7. 用務員室と音楽室との間に、農具小屋と炭小屋があったことがわかる。
  8. この写真にも、北中のオアシス(井戸)がはっきり写っている。
  9. 中庭の風景は、あまり変化がないが、この写真には鳥小屋が改修されて、丸椅子が置かれた様子がうかがえる。
  10. 北校舎の中央に、北玄関が見られる。真意の程は定かでないが、北中建設の際、西が正面になることに対して、神照小学区にも配慮して設けられたと聞いたことがある。実際には、生徒も職員も出入りしない幻の玄関であった。

p07 平成元年11月15日撮影

  1. 校舎の全面改築工事及び竣工記念事業(前庭整備)が完成した本校の雄姿である。
  2. 長浜市の姉妹都市アウグスブルグの市庁舎を基本デザインとして設計されたもので、銅板葺きの搭屋を2つ持ち、6本の白亜の大円柱の並ぶ壮大な正面玄関は、筑後10年近くを過ぎた今も、県下に例のない学校建築として高く評価されている。
  3. 校舎のレイアウトが途中で変更になった関係で、体育館と本館との間が離れていて、大変長い渡り廊下で結ばれている。
  4. 校舎改築後、すぐに運動場の完全排水工事が行われ、水はけの良い、草が一本も生えない理想的な施設に生まれ変わり、「運動場の除草」というのは、遠い昔話になった。
  5. かつての新館も今では古くなり、平成9年度に耐震対策事業により一部改修される予定である。

≪写真準備中≫ 平成8年10月2日撮影

  1. 上の平成元年の写真との決定的な違いは、武道場が完成していることである。それ以外には、外見上の違いは見られない。
  2. 周辺では技術科教室の北隣にアパートが、2棟建てられていることがわかる。
  3. この航空写真撮影は、創立50周年を記念して企画されたものであり、このデザインは50周年を祝うシンボルマークとして生徒から募集し決定したものである。